ランボー ★★ [movie ★★]
<1982年:米国>
久しぶりに今回観るまで、スタローンの当たり役"ロッキー"のように原題も"ランボー"だと思っていました。
原題は"First Blood"です。
日本でのタイトル"ランボー"が好評だったのを受けて、続編からは英語のタイトルにも"Rambo"がつけられるようになったとか。
"First Blood"の意味を調べたら、ボクシング用語で「どちらが先に手を出したか」といった意味だそうです。
なるほど、映画の中身通りのタイトルではありますね。
安直な邦題だけど、ランボーにしたのは大正解だったと言えると思います。
米国の田舎町の警官達を子供扱いするランボーの孤軍奮闘は爽快でもあります。
最後までほとんどしゃべらないランボーなので、途中まで「ウッ」とか「アッ」とか動作に伴う声ばかりですが、アクションシーンにフォーカスした演出がなかなかよいです。
結構面白い映画だと思うのですが、米国ではそこそこの興行成績しか残せなかったそうです。
脚本的には最後に全てを吐き出すようにしゃべるオチが残念です。
終わり方に一工夫あればもっといい映画になったように思います。
使われている銃器類は全て本物で、厳重な管理の下にありながら密輸組織に盗まれたというエピソードがあるそうですが、ほとんど映画の宣伝用に作られたエピソードではないかと思われます。
Trailer ↓
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