ソフィーの選択 ★★ [movie ★★]
<1982年:米国>
主人公であるポーランド人のソフィーがナチの迫害の時代を生き抜いた過程を描いた映画です。
この映画でソフィーを演じたメリル・ストリーブは、アカデミー賞の主演女優賞を獲得しており、過去の(想像を絶した)苦悩を数多く抱えながら異国の地(米国)で生きながらえている感じを凄く醸し出しています。
ナチによる迫害が続く中、場面々々で究極の決断(例えば、二人の子供のうちどちらかをガス室送りにしなければならないという選択)を迫られてきたことが淡々と語られていきます。
戦争により父親、伴侶、子供達を次々と失い、そのつらい重荷を背負って生きていたソフィーが、最後には狂人の恋人とともに毒薬により自殺をとげるという選択をすることでこの物語は終わります。
名作と呼ばれるのにふさわしい映画だと思います。
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