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キングダム・オブ・ヘブン ★★ [movie ★★]

<2005年:米国>

本作の監督、リドリー・スコットと言えば、1980年前後にはSF映画不朽の名作「エイリアン」と「ブレードランナー」を手掛け、その後には1989年年に松田勇作の遺作となる「ブラックレイン」を世に出している名監督です。
↓ 衝撃的だったブレードランナーで描かれる未来のLA
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1990年代はやや低迷期という感じでしたが、21世紀に入り「グラディエーター」「ハンニバル」「ブラックホーク・ダウン」、そして本作「キングダム・オブ・ヘブン」と立て続けに素晴らしい映画を撮り続け、再び輝きを取り戻した感があります。

リドリー・スコット監督の映画は、エイリアンの頃からその映像美(やカメラワーク)が独特で、画面にくぎ付けになってしまいます。
特に「キングダム・オブ・ヘブン」と「ブラックホーク・ダウン」は、ホームシアターに凝っている人であれば(音響も含めて)必見だと思います。
私自身はまだBlu-rayの環境に移行できていないのですが、「キングダム・オブ・ヘブン」は一時Blu-ray視聴環境におけるチェック用ディスクとされていたほど高品質なものなようですので、Blu-rayを持っている人は一度レンタルなどしてご自身のホームシアターで観てみるとよいのではないでしょうか。

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作品自体ですが、主演であるオーランド・ブルームがロード・オブ・ザ・リングやパイレーツ・オブ・カリビアンの各シリーズとは見違えるほど男くさくて良い演技をしており、さらに周りを固めるのも名優ぞろいときていますので、とても存在感や厚みのある映像を観ることができます。
驚くのはエドワード・ノートンが顔の出ない王役で出演している点です。
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声はしっかりエドワード・ノートンなので、できれば一度は字幕でオリジナル音声で鑑賞してみてください。

Trailer ↓


キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズ・カット (Blu-ray Disc)

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  • 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
  • メディア: Blu-ray



ブレードランナー ファイナル・カット (2枚組) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: Blu-ray



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コメント 3

MK

リドリー・スコットは好きな監督の一人です。CM畑出身なので映像にはこだわりがあるのでしょうね。光の使い方が独特です。CMではAppleのMacintoshデビュー時の「1984」が衝撃でした。その後の映画デビュー作の「デュエリスト」もなかなかいいですね。
by MK (2009-06-20 11:34) 

u4

MKさん、コメントありがとうございます。
SF映画フリークの私としては、何といってもエイリアンとブレードランナーです。
エイリアンでは、ギーガーの描いたエイリアンがリドリー・スコットの映像の質感とマッチしていて「これは凄い映画だ!」と思いました。
by u4 (2009-06-20 12:03) 

ぽん

共感できるブログだったんで遊びに来ました!!
これからも更新頑張って下さい!!応援してるんで^^
http://www.doutei-sotugyousiki.com/hunting/

by ぽん (2010-05-31 15:39) 

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