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日本で劇場未公開の秀作2本 ★★ [movie ★★]

最近録画して観た映画の2本(日本劇場未公開作品)がなかなかの秀作でした。
いわゆる低予算のインディペンデント映画という感じで、こういった作品は映画館でかけて興行成績をあげるのは難しいでしょうから公開されないのはしかたないとして、映画会社にはこういった作品をできるだけ早くレンタル/セルのDVDにして観られるように努力して欲しいものです。(一本目の作品は未だDVD化されていません。)

1本目は「マイ・ファースト・ミスター」<2001年:米国>。
主演の中年おやじはなんとなく何かの作品で観たことあるような、ないような。
調べてみると「トワイライトゾーン/超次元の体験」でオープニングのストーリーに登場しているアルバート・ブルックスという俳優でした。
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アルバート・ブルックスの演じる紳士服店の店長と、こちらもどこかで観たようなパンク少女(リーリー・ソビエスキーという「ディープ・インパクト」でヒロイン役を演じている女優でした!)の2人が不思議な友情を育んでいくストーリーです。

前半のユルユル感が、最後はちょっとバタバタした感じになってしまいますが、何となく人生とは?とか、家族とは?を考えたくなるような作品です。

本作の監督は女性(女優)で、どこか自叙伝的な作品なのかなぁ等と思いました。
意外と家族で観てもいい作品かもしれません。

Trailer ↓



2本目は「終わりで始まりの4日間」<2004年:米国>。
こちらにはなんとナタリー・ポートマンが出演しています。
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本人が脚本に惚れ込んだとか、監督・主演のザック・ブラフが口説き落としたとか言われていますが、ほぼノーギャラで出演したそうです。
サンダンス映画祭で絶賛されたとか、全米TOP10入りしたとか評判は良かったのに日本での劇場公開はされませんでした。

LAで売れない役者をしていた主人公の青年アンドリューが、突然亡くなった母親の葬儀のために久しぶりに帰郷し、旧友やナタリー・ポートマン演じるサムと過ごす4日間に過去のトラウマや、薬漬けの病んだ心身に区切りをつけて新たな一歩を踏み出すというストーリーです。

こちらも(特に若い人の)人生を考える意味で、なかなか(決して教訓的ではなく)よい映画だと思いました。

Trailer ↓



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マイ・ファースト・ミスター【字幕版】 [VHS]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ジャパン
  • メディア: VHS




終わりで始まりの4日間 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD



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コメント 2

hash

こんばんは。
近年は邦画人気で、製作本数が増えたせいか、有名俳優が出演していても、劇場未公開になる洋画が少なくないですね。
洋画ファンとしては残念です。
by hash (2009-08-03 00:35) 

u4

hashさん、興行的な期待が薄い作品はそうならざるを得ないと思いますが、映画館とTVでは感動の度合いが違うので、劇場未公開傑作特集のようなことをする映画館があればそれなりの興行になるのでは?とも思います。
by u4 (2009-08-07 09:35) 

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