Audi AG, アーバン フューチャー アワードを開催 [audi world wide]
アウディが新しい試みを開始すると発表しました。
その内容は”アーバン フューチャー アワード”という建築賞を設けるというものです。
開催は2年に1回で、今年が1回目となります。
同建築賞のテーマは「未来の都市とモビリティの在り方についてビジョンを提示」を掲げていますが、このテーマが2回目、3回目と継続されるのかは分かりません。
「未来の都市生活には、持続可能なエネルギーマネージメントを考え、新しい形のモビリティを模索することが求められます。世界で活動する自動車メーカーとして、それに対する責任を強く意識するアウディAGは、『アウディ アーバン フューチャーアワード』の創設により、建築と都市計画のビジョン開発を促進します。ドイツ国内の建築賞として最高額となる賞金が用意されるこのコンペティションには、国際的に著名な建築事務所6社が参加します。
「アウディブランドは、変化と技術革新をモットーとしています。既存の物を再考し、それに挑んでゆく勇気こそ、進歩を続けるための要件であり、それは当社の企業文化の根底に存在するものです。『アウディ アーバン フューチャーアワード』は、持続可能で責任ある未来につながる道を求め、それをたどって進んでゆくために創設されました」と、アウディAG取締役会長のルパートシュタートラーは述べています。」
とのことです。
詳細はこちらの記事をどうぞ。
下の写真の人物は、本建築賞のコンセプト開発とテーマ設定を支援しているフランクフルトのスタイルパークAG社のクリスチャン ゲルトナ氏です。
賞金100,000ユーロとなっていますが、誰でも自由に応募できるコンペではなく、アウディが指定した国際的な建築事務所6社を指名してのコンペです。
審査結果は今年のヴェネチア ビエンナーレで開催される国際建築展に合わせて授賞式が行われるということです。
下の写真は本コンペに指名された6社のうちの1社、スペイン バルセロナのクラウド9社の作品で、ニューヨークのコロニーアイランドに2015年に完成予定の水族館です。
日本の自動車メーカーにもこういった試みを考えてもらいたいものです。
自動車産業とは一見関係なさそうな取り組みでも、社会貢献やメーカーのイメージアップといった未来を見据えた活動にユーザーは感動するのではないでしょうか。
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