紅の豚 ★★★ [movie ★★★]
<1992年:日本>
宮崎駿作品はヨーロッパ的な町並みの雰囲気が満載の映画が多く、観ていて楽しいです。
風の谷のナウシカ、天空の城ラピュタ、魔女の宅急便、紅の豚。
どれも何回観ても飽きない素晴らしいできだと思います。
私は中でも「天空の城ラピュタ」が好きです。
紅の豚は宮崎駿作品の中で珍しく「大人が主人公」(しかも中年)だというところがポイントではないでしょうか。
凄腕のパイロットが己に魔法をいかけて豚になってしまうというおとぎ話的なテーマだったりするわけですが、完全に大人向けに作られているものだと思います。
宮崎作品は空を飛ぶテーマのものが多く、ラピュタやナウシカではありえない形のものが飛び回りますが、この映画はあくまで飛行機に関して(かなり)リアルなものに限られています。
そういった点も大人向けと感じる重要なポイントなのかもしれません。
先日、NHKの"プロフェッショナル"で宮崎駿監督を密着取材をしていました。
海を描くのが一番難しくて大変だという旨のことを話していたので、海上や海岸のシーンが多く出てくるこの映画でその海がどのように描かれているのか興味を持って観てみました。
確かに水を描くのって大変そうです。
ルパン三世 ルパン vs 複製人間 ★★★ [movie ★★★]
<1978年:日本>
この顔 ↓ のルパンが登場する劇場用映画ルパン三世の第一弾。
深夜の枠ではありませんが、HD版とテレビ欄に出ていたのでワンセグで録画して観てみました。
「元祖ルパンの山田康雄、特別出演(声優)に三波春夫、赤塚不二夫、梶原一騎をむかえみどころ満載!」です。
久しぶりに観ましたが、HD版で格段に画質が良くなっていて一段とこの映画の面白さを堪能できました。
次元が腕時計を見るシーンや、ルパンがベンツのギアチェンジをするシーンなどを始め、よく丁寧にディテールまで描かれているのが分かります。
この頃のルパン三世は大人の観客を意識してか、峰 不二子のきわどいシーンが満載です。
やっぱりルパンの声は山田康雄さんですね。
懐かしい ↓ オープニングとエンディング。
ルパン三世よ永遠に-山田康雄メモリアルー<豪華新装版>豪華本+特製CD
- 作者: かきあげこ
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2002/11/28
- メディア: 大型本
アトランティスのこころ ★★★ [movie ★★★]
<2001年:米国>
これは本当にいい映画です。心が揺さぶられる映画です。
人の心が読める能力。できるなら一度は持ってみたいです。
TrailerはWBのHPでどうぞ。
アンソニー・ホプキンスの演技は最高です。
この少年 ↑ が大人になった役は、グリーンマイル等にも出演しているデビッド・モース ↓ が演じていますが、彼もいい味を出してます。