恋人はパパ ひと夏の恋 ★ [movie ★]
<1993年:米国>
フランスの名優ジェラール・ドパルデュー主演作品で、なんとこれはジェラール・ドパルデュー自身が主演した1991年のフランス映画「さよならモンペール」を米国でリメイクしたという珍しいものです。
「さよならモンペール」の方は観たことがないので比較のしようもないのですが、この映画だけを観るとリメイクするほどの素晴らしい作品だったのかなぁ等とも思ってしまいます。
フランスのオリジナル版のポスターを見ると、本作のようなドタバタした映画の雰囲気ではないので、どうもリメイクされるにあたりコメディ映画に変えられてしまったようです。
↓ フランス版
↓ 米国版
主役のジェラール・ドパルデューは今で言うメタボ体型でちょっと猫背でかっこいいという感じがないのですが、どこかやはり名優としての魅力というか雰囲気があります。
中学生~高校生の娘さんがいるお父さんは一度参考までに観てはいかがでしょうか。
(ちなみに娘役は"幸せになるための27のドレス"のキャサリン・ハイグルです。)
Trailer ↓
フランスの名優ジェラール・ドパルデュー主演作品で、なんとこれはジェラール・ドパルデュー自身が主演した1991年のフランス映画「さよならモンペール」を米国でリメイクしたという珍しいものです。
「さよならモンペール」の方は観たことがないので比較のしようもないのですが、この映画だけを観るとリメイクするほどの素晴らしい作品だったのかなぁ等とも思ってしまいます。
フランスのオリジナル版のポスターを見ると、本作のようなドタバタした映画の雰囲気ではないので、どうもリメイクされるにあたりコメディ映画に変えられてしまったようです。
↓ フランス版
↓ 米国版
主役のジェラール・ドパルデューは今で言うメタボ体型でちょっと猫背でかっこいいという感じがないのですが、どこかやはり名優としての魅力というか雰囲気があります。
中学生~高校生の娘さんがいるお父さんは一度参考までに観てはいかがでしょうか。
(ちなみに娘役は"幸せになるための27のドレス"のキャサリン・ハイグルです。)
Trailer ↓
ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ ★ [movie ★]
<2005年:米国>
ロバート・デ・ニーロとダコタ・ファニングという超演技派俳優を擁しながら、最初から結末が分かってしまうこの脚本と演出はひどいものです。
「背筋が凍るラスト15分」とのことですが、最後の15分を迎える時点で結末はみえてしまいます。
こういう二重人格的なサスペンスはサイコ以降常に映画の題材になっていますが、よほどひねりの効いた脚本と演出がないと結末の予測がつくだけに(もちろんこの映画もそのうちの一本)、かえって難しい題材となっているのではないでしょうか。
最後に登場する絵も「あー、やっぱりね。」というオチでした。
ハリウッド映画が映画の題材に苦しんでいるということがよく分かる典型的な一本(配役は期待させるが、中身は全然だめ)かもしれません。
Trailer ↓
ロバート・デ・ニーロとダコタ・ファニングという超演技派俳優を擁しながら、最初から結末が分かってしまうこの脚本と演出はひどいものです。
「背筋が凍るラスト15分」とのことですが、最後の15分を迎える時点で結末はみえてしまいます。
こういう二重人格的なサスペンスはサイコ以降常に映画の題材になっていますが、よほどひねりの効いた脚本と演出がないと結末の予測がつくだけに(もちろんこの映画もそのうちの一本)、かえって難しい題材となっているのではないでしょうか。
最後に登場する絵も「あー、やっぱりね。」というオチでした。
ハリウッド映画が映画の題材に苦しんでいるということがよく分かる典型的な一本(配役は期待させるが、中身は全然だめ)かもしれません。
Trailer ↓
Hide and Seek [Original Motion Picture Soundtrack]
- アーティスト: John Ottman,John & Rosner, Lior Ottman,Damon Intrabartolo,Hollywood Studio Symphony,Deborah Lurie
- 出版社/メーカー: Kirtland
- 発売日: 2005/10/10
- メディア: CD
デッドリー・フレンド ★ [movie ★]
<1986年:米国>
タイトルがタイトルですから、まぁホラー系の映画かなと思って見始めると、なぜかBBという人工知能ロボットとその頭脳(CPU)を開発した天才少年と隣に住んでいる少女の青春映画のような展開になっていきます。
BBが近所の意地悪ばあさんにライフルで撃たれるあたりから、話だんだん???状態となり最初の展開とは異なる思わぬ方向に進みます。
↓ 何故こんなポーズなのかは観てのお楽しみ?
BBと父親からDVを受けていた少女の憎しみがまじりあってというホラー映画に後半は展開し、かなりグロなシーンも登場します。
この少女役の女優はたぶん馬鹿らしいと思いながらも、馬鹿らしい演出を熱演しています。
前半はあくまでフリですが、なぜ怪力にまでなるのか?といった観客の疑問などはどうでもいい感じで後半はガンガン進みます。
Trailer ↓
タイトルがタイトルですから、まぁホラー系の映画かなと思って見始めると、なぜかBBという人工知能ロボットとその頭脳(CPU)を開発した天才少年と隣に住んでいる少女の青春映画のような展開になっていきます。
BBが近所の意地悪ばあさんにライフルで撃たれるあたりから、話だんだん???状態となり最初の展開とは異なる思わぬ方向に進みます。
↓ 何故こんなポーズなのかは観てのお楽しみ?
BBと父親からDVを受けていた少女の憎しみがまじりあってというホラー映画に後半は展開し、かなりグロなシーンも登場します。
この少女役の女優はたぶん馬鹿らしいと思いながらも、馬鹿らしい演出を熱演しています。
前半はあくまでフリですが、なぜ怪力にまでなるのか?といった観客の疑問などはどうでもいい感じで後半はガンガン進みます。
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夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKY ★ [movie ★]
<1997年:日本>
独特の世界観で傑作"下妻物語"を世に出し、現在"パコと魔法の絵本"で世の中の注目を集めている中島哲也監督の映画デビュー作です。
「逆上がりができないと大人になった時にダメ人間になってしまう」ということが物語の軸になっているどうでもいい話ですが、やはり子供中心にしてこういった映画を作るのは難しいなぁと思います。
やはり下妻物語のように深田恭子と土屋アンナといった個性ある役者がいないと、中島哲也監督の目指す独特な世界観は表現できないのではないでしょうか。
主役を含めほとんどが子役による映画なので、題名とは異なりただの子供がたくさん出てくる映画となってしまっていると思います。
結局中島哲也監督はこの作品で何を伝えたかったのでしょうか。
独特の世界観で傑作"下妻物語"を世に出し、現在"パコと魔法の絵本"で世の中の注目を集めている中島哲也監督の映画デビュー作です。
「逆上がりができないと大人になった時にダメ人間になってしまう」ということが物語の軸になっているどうでもいい話ですが、やはり子供中心にしてこういった映画を作るのは難しいなぁと思います。
やはり下妻物語のように深田恭子と土屋アンナといった個性ある役者がいないと、中島哲也監督の目指す独特な世界観は表現できないのではないでしょうか。
主役を含めほとんどが子役による映画なので、題名とは異なりただの子供がたくさん出てくる映画となってしまっていると思います。
結局中島哲也監督はこの作品で何を伝えたかったのでしょうか。
トロイのヘレン ★ [movie ★]
<1956年:米国>
主役はイタリアの女優ロッサナ・ポデスタで、この女優の演じるヘレンをめぐりトロイア戦争が起きるという、まぁ映画らしい設定といえば映画らしい設定です。
米国の映画なので当たり前ですが、登場するギリシャ人もトロイア人も英語で普通に会話している点がなんか変です。
衣装も同じようなもので、ぼーっと観ていると今出ているのはいったいどちらの人物なのだろうとなってしまいます。
トロイア戦争そのものがギリシャ神話なので、トロイの木馬も含めてギリシャ側が勝利するための筋書きなのですが、ギリシャ神話の本を読むよりも分かりやすいかもしれません。
映画がカラー化された当時の、主役は金髪で青い眼をしてという作品です。
50年以上も前の作品で当然CGなどないわけですから、人が大勢出てくるシーンは一体何人集めて撮影したのだろうと思ってしまいました。(昔の時代ものスペクタクル映画はとにかく沢山人が登場して画面に迫力を与えています。)
主役はイタリアの女優ロッサナ・ポデスタで、この女優の演じるヘレンをめぐりトロイア戦争が起きるという、まぁ映画らしい設定といえば映画らしい設定です。
米国の映画なので当たり前ですが、登場するギリシャ人もトロイア人も英語で普通に会話している点がなんか変です。
衣装も同じようなもので、ぼーっと観ていると今出ているのはいったいどちらの人物なのだろうとなってしまいます。
トロイア戦争そのものがギリシャ神話なので、トロイの木馬も含めてギリシャ側が勝利するための筋書きなのですが、ギリシャ神話の本を読むよりも分かりやすいかもしれません。
映画がカラー化された当時の、主役は金髪で青い眼をしてという作品です。
50年以上も前の作品で当然CGなどないわけですから、人が大勢出てくるシーンは一体何人集めて撮影したのだろうと思ってしまいました。(昔の時代ものスペクタクル映画はとにかく沢山人が登場して画面に迫力を与えています。)
アイス・キャッスル ★ [movie ★]
<1978年:米国>
主演のリン=ホリー・ジョンソンは本物のアイススケーターとして活躍し、1974年の全米フィギュアスケート選手権で2位となった実力の持ち主です。
後に彼女はボンドガールにまで登りつめます。
その後女優となったデビュー作が本作となり、アイススケートの選手を演じてゴールデン・グローブ賞にノミネートされたほどの熱演が全編で観られます。
基本的に10代の将来への希望や悩みを持つ若者に向けた映画です。
全編アイススケートシーンは丁寧に撮影されている感じで、30年前のアイススケートの得点表示シーンなどは隔世の感があります。当時は難易度の高いジャンプよりも確実に美しい演技をする事の方が審査員に求められていたなんてことも分かったりします。
主演のリン=ホリー・ジョンソンは本物のアイススケーターとして活躍し、1974年の全米フィギュアスケート選手権で2位となった実力の持ち主です。
後に彼女はボンドガールにまで登りつめます。
その後女優となったデビュー作が本作となり、アイススケートの選手を演じてゴールデン・グローブ賞にノミネートされたほどの熱演が全編で観られます。
基本的に10代の将来への希望や悩みを持つ若者に向けた映画です。
全編アイススケートシーンは丁寧に撮影されている感じで、30年前のアイススケートの得点表示シーンなどは隔世の感があります。当時は難易度の高いジャンプよりも確実に美しい演技をする事の方が審査員に求められていたなんてことも分かったりします。
Ice Castles: Original Soundtrack Album
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Arista
- 発売日: 1991/07/01
- メディア: CD
パラダイス・アーミー ★ [movie ★]
<1982年:米国>
ビル・マーレイが主役ですが、よーく観ていると後に(といってもこの後すぐ)ビバリーヒルズ・コップのローズウッド役で大ブレイクしたジャッジ・ラインホルドが超端役で登場しており、しっかりと台詞ももらっています。
とにかくふざけた映画で、いかにも米国人が喜びそうな映画です。
例えば、、、
いい加減にやっていても最後にビシっと決めれば帳尻があって、うまくすれば出世までできちゃう。
間抜けな上官に美人な女性軍人も登場する。
泥レスというお色気シーンあり。
外国の兵隊をかなり小馬鹿にしている。
といった具合です。
最後に登場する秘密兵器(どう見てもキャンピングカー)には笑えます。
好きなシーンは、入隊して行進の練習をする時に"Doo Wah Diddy Diddy"を歌うところです。
↓
ビル・マーレイが主役ですが、よーく観ていると後に(といってもこの後すぐ)ビバリーヒルズ・コップのローズウッド役で大ブレイクしたジャッジ・ラインホルドが超端役で登場しており、しっかりと台詞ももらっています。
とにかくふざけた映画で、いかにも米国人が喜びそうな映画です。
例えば、、、
いい加減にやっていても最後にビシっと決めれば帳尻があって、うまくすれば出世までできちゃう。
間抜けな上官に美人な女性軍人も登場する。
泥レスというお色気シーンあり。
外国の兵隊をかなり小馬鹿にしている。
といった具合です。
最後に登場する秘密兵器(どう見てもキャンピングカー)には笑えます。
好きなシーンは、入隊して行進の練習をする時に"Doo Wah Diddy Diddy"を歌うところです。
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いらっしゃいませ、患者さま。 ★ [movie ★]
<2005年:日本>
決してつまらない映画ではなく、どちらかというとバカバカしさに笑えてしまう映画です。
借金で倒産寸前の病院に風俗業界のサービスを導入して再建するという脚本のアイデアはなかなか面白いのではないでしょうか。
そのサービスの内容は以下のようなメニューです。
「ナース指名制」
「同伴人間ドック」
「ひざ枕点滴」
「薬の特急券」
「口移しバリウム」
「ジャングル検診」
興味のある方はぜひ観てみましょう。
TVドラマにはない映画ならではの虚構と演出は楽しめると思います。
いきなりトップレスのダンスシーンから始まるので、誰かと一緒に観る場合は相手を選びましょう。
決してつまらない映画ではなく、どちらかというとバカバカしさに笑えてしまう映画です。
借金で倒産寸前の病院に風俗業界のサービスを導入して再建するという脚本のアイデアはなかなか面白いのではないでしょうか。
そのサービスの内容は以下のようなメニューです。
「ナース指名制」
「同伴人間ドック」
「ひざ枕点滴」
「薬の特急券」
「口移しバリウム」
「ジャングル検診」
興味のある方はぜひ観てみましょう。
TVドラマにはない映画ならではの虚構と演出は楽しめると思います。
いきなりトップレスのダンスシーンから始まるので、誰かと一緒に観る場合は相手を選びましょう。
誕生日はもう来ない ★ [movie ★]
<1981年:カナダ>
TVシリーズ『大草原の小さな家』のメアリー役で有名なメリッサ・スー・アンダーソンを主役に配した、いわゆる青春物のサスペンスホラー映画。
学校でトップ10と呼ばれる仲間達が次々と殺人犯の手にかかり、、、一体犯人は誰なのか?
という流れの中で、怪しいと思われた人物も次々といなくなり、、、
犯行の動機は何なのかを含め最後のどんでん返しには意外性がありますが、その犯人のばれ方がいきなりスパイ大作戦的(どういう意味かは観ればわかります。)
になってしまいます。
映画ならではと言えばそれまでですが。
二流というより三流レベルのホラー映画ですが、お暇があればどうぞ。(夏のうちに)
Trailer ↓
TVシリーズ『大草原の小さな家』のメアリー役で有名なメリッサ・スー・アンダーソンを主役に配した、いわゆる青春物のサスペンスホラー映画。
学校でトップ10と呼ばれる仲間達が次々と殺人犯の手にかかり、、、一体犯人は誰なのか?
という流れの中で、怪しいと思われた人物も次々といなくなり、、、
犯行の動機は何なのかを含め最後のどんでん返しには意外性がありますが、その犯人のばれ方がいきなりスパイ大作戦的(どういう意味かは観ればわかります。)
になってしまいます。
映画ならではと言えばそれまでですが。
二流というより三流レベルのホラー映画ですが、お暇があればどうぞ。(夏のうちに)
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ザ・コア ★ [movie ★]
<2003年:米国>
ダークナイトで正義感あふれる検事からトゥーフェイスに堕ちる役を演じているアーロン・エッカートが主演の映画です。
彼は本作あたりから売れっ子俳優となり、いわゆるアゴががっちりとした外国で受ける顔立ちの人です。
女性パイロット役をアカデミー女優のヒラリー・スワンクが演じています。
この映画は地底探検ものですが、昔のような地底に知られざる世界があると言った話ではなく、マグマがありコアがありという最新の科学を元にしていますが、いきなり地下3,000kmに潜る乗り物ができてしまったり、5千度の熱の中を2千5百度の耐熱服(それ自体もどうかと)で歩き回れたりと無茶苦茶な展開があちこちに見られます。
もともとコアが止まりだしたのも強力な武器である地震発生装置を実験した結果という種明かしは、(もともと荒唐無稽な設定なので)全く不要だなぁと思われました。
当たり前ですが明らかなCGだらけの映画です。
Trailer ↓
ダークナイトで正義感あふれる検事からトゥーフェイスに堕ちる役を演じているアーロン・エッカートが主演の映画です。
彼は本作あたりから売れっ子俳優となり、いわゆるアゴががっちりとした外国で受ける顔立ちの人です。
女性パイロット役をアカデミー女優のヒラリー・スワンクが演じています。
この映画は地底探検ものですが、昔のような地底に知られざる世界があると言った話ではなく、マグマがありコアがありという最新の科学を元にしていますが、いきなり地下3,000kmに潜る乗り物ができてしまったり、5千度の熱の中を2千5百度の耐熱服(それ自体もどうかと)で歩き回れたりと無茶苦茶な展開があちこちに見られます。
もともとコアが止まりだしたのも強力な武器である地震発生装置を実験した結果という種明かしは、(もともと荒唐無稽な設定なので)全く不要だなぁと思われました。
当たり前ですが明らかなCGだらけの映画です。
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レリック ★ [movie ★]
<1997年:米国、日本、イギリス、ドイツ>
「製作初期のラッシュを見たパラマウント社がその時点で大ヒットを予感し50億円もの製作費を捻出した。」という作品で、制作に日本(丸紅?)、イギリス、ドイツと名を連ねているのは、そのヒットを信じて投資した国々の配給会社なのでしょうが、見事に裏切られています。
主役がトム・サイズモア ↑ で、本来はプライベート・ライアンにも見られるように脇役でいい味を出す俳優ですが、50億円の作品の主役を任せるには華がないという感じです。
登場するレリック ↓
人の脳下垂体を食べることで成長・進化するという謎の狂暴生物がレリックです。
(見た目がこれではプレデターのパクリです。)
そしてその狂暴性は人のホルモンの影響によるものとなっています。
(結局、凶暴なのは人間というオチ?)
B級怪物ホラーとして観ましょう。(50億円も投資した映画とは思えません。その巨額の費用は一体何に使われたのでしょう?)
Trailer ↓
「製作初期のラッシュを見たパラマウント社がその時点で大ヒットを予感し50億円もの製作費を捻出した。」という作品で、制作に日本(丸紅?)、イギリス、ドイツと名を連ねているのは、そのヒットを信じて投資した国々の配給会社なのでしょうが、見事に裏切られています。
主役がトム・サイズモア ↑ で、本来はプライベート・ライアンにも見られるように脇役でいい味を出す俳優ですが、50億円の作品の主役を任せるには華がないという感じです。
登場するレリック ↓
人の脳下垂体を食べることで成長・進化するという謎の狂暴生物がレリックです。
(見た目がこれではプレデターのパクリです。)
そしてその狂暴性は人のホルモンの影響によるものとなっています。
(結局、凶暴なのは人間というオチ?)
B級怪物ホラーとして観ましょう。(50億円も投資した映画とは思えません。その巨額の費用は一体何に使われたのでしょう?)
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プラクティカル・マジック ★ [movie ★]
<1998年:米国>
サンドラ・ブロックとニコール・キッドマンという2大女優が出演している映画ですが、中途半端なファンタジー?ゴースト?映画で終わってしまっているという大変に残念な作品です。
プラクティカル・マジック=実用的魔法というタイトル通り、ハリー・ポッターのような大魔術が行われるわけではなく、メリーポピンズ程度のものです。
なので一体何を期待して観ればよい映画なのか、全く思い浮かびません。
もう10年も前の作品なので、10年前のサンドラ・ブロックとニコール・キッドマンを一度に観られるという意味ではお得感のある映画です。
Trailer ↓
サンドラ・ブロックとニコール・キッドマンという2大女優が出演している映画ですが、中途半端なファンタジー?ゴースト?映画で終わってしまっているという大変に残念な作品です。
プラクティカル・マジック=実用的魔法というタイトル通り、ハリー・ポッターのような大魔術が行われるわけではなく、メリーポピンズ程度のものです。
なので一体何を期待して観ればよい映画なのか、全く思い浮かびません。
もう10年も前の作品なので、10年前のサンドラ・ブロックとニコール・キッドマンを一度に観られるという意味ではお得感のある映画です。
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ザ・ビーチ ★ [movie ★]
<2000年:米国>
レオナルド・ディカプリオがあの「タイタニック」の次に主演作として選んだ作品です。
初めて観ましたが、ディカプリオがタイタニックの中の悲劇のヒーロー役が染みついてしまった役者のイメージを払拭しようと必死なのは伝わってきました。
その最たるシーンがジャングルの中で毛虫を捕まえて食べるシーンです。
このシーンで悪い意味で「キャー」と叫んでしまった女性ファンの観客は少なくないのではないでしょうか。
映画上あまり意味のないシーンなので、まったくその目的のためにだけ撮影されたように思われます。
肝心の映画ですが、駄作と言うしかないです。
この映画の後で、アビエイターやブラッド・ダイヤモンドでアカデミー賞にノミネートされるまでに活躍しているだけに、出来の差が残念な作品です。
若き日のディカプリオと(↑ 実際に撮影された場所)タイのリゾート地を眺めるだけであればOKの作品です。
Trailer ↓
レオナルド・ディカプリオがあの「タイタニック」の次に主演作として選んだ作品です。
初めて観ましたが、ディカプリオがタイタニックの中の悲劇のヒーロー役が染みついてしまった役者のイメージを払拭しようと必死なのは伝わってきました。
その最たるシーンがジャングルの中で毛虫を捕まえて食べるシーンです。
このシーンで悪い意味で「キャー」と叫んでしまった女性ファンの観客は少なくないのではないでしょうか。
映画上あまり意味のないシーンなので、まったくその目的のためにだけ撮影されたように思われます。
肝心の映画ですが、駄作と言うしかないです。
この映画の後で、アビエイターやブラッド・ダイヤモンドでアカデミー賞にノミネートされるまでに活躍しているだけに、出来の差が残念な作品です。
若き日のディカプリオと(↑ 実際に撮影された場所)タイのリゾート地を眺めるだけであればOKの作品です。
Trailer ↓
D17 地球の歩き方 タイ 2008~2009 (地球の歩き方 D 17)
- 作者: 地球の歩き方編集室
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/03/08
- メディア: 単行本
デッドヒート ★ [movie ★]
<1995年:香港>
ジャッキー・チェンの映画は一時三菱自動車が全面的なバックアップをしていたのか、大変に多くの三菱車が登場していました。
この映画はその最たるもので、映画がレースを主体としたものになっています。
カンフー+自動車レースという新しい試みは悪くなかったと思いますが、レースシーンは明らかに早回ししていたり、ありえないクラッシュシーン、例えばジャンプしてひっくり返った車が他の車の屋根に載ってしまう等、があって無茶苦茶になっています。
レース中心の映画なためカンフーシーンは少なく、ジャッキーならではの驚くようなアクションが少ない点がやはり物足りない映画となっています。
日本の仙台でのレースが最後のクライマックスなのですが、チームの監督を加山雄三が演じています。
途中、クレーンで持ち上げたコンテナ製の部屋が振り回されるシーンは、なかなか迫力があったように思いますが、ジャッキー映画に観客が期待している内容とは違うなという印象でした。
変な見どころですが、日本の仙台でのレースチームの監督を加山雄三が演じています。
あと一番笑えるのは、仙台のパチンコ屋の奥がなぜかサウナになっているところです。
ジャッキー・チェンの映画は一時三菱自動車が全面的なバックアップをしていたのか、大変に多くの三菱車が登場していました。
この映画はその最たるもので、映画がレースを主体としたものになっています。
カンフー+自動車レースという新しい試みは悪くなかったと思いますが、レースシーンは明らかに早回ししていたり、ありえないクラッシュシーン、例えばジャンプしてひっくり返った車が他の車の屋根に載ってしまう等、があって無茶苦茶になっています。
レース中心の映画なためカンフーシーンは少なく、ジャッキーならではの驚くようなアクションが少ない点がやはり物足りない映画となっています。
日本の仙台でのレースが最後のクライマックスなのですが、チームの監督を加山雄三が演じています。
途中、クレーンで持ち上げたコンテナ製の部屋が振り回されるシーンは、なかなか迫力があったように思いますが、ジャッキー映画に観客が期待している内容とは違うなという印象でした。
変な見どころですが、日本の仙台でのレースチームの監督を加山雄三が演じています。
あと一番笑えるのは、仙台のパチンコ屋の奥がなぜかサウナになっているところです。
28日後... ★ [movie ★]
<2002年:イギリス>
70%ぐらいバイオハザードIIをパクった映画じゃないか!と思ったのですが、よくよく調べると28日後...の方が2002年とバイオハザードの1作目と同じ年の公開で、バイオハザードIIの2004年よりも前でした。
主人公が病院で目覚めて外に出ると誰もいない荒涼とした風景であるという設定は完全に同じです。
ということはバイオハザードIIがこの映画をパクったということになります。(やれやれ..)
バイオハザードと異なるのは、ゾンビではなく、人がウィルスに感染して凶暴化・低知能化して感染していない人を襲うという点ですが、ゾンビであることの設定と特に変わりはありません。
最後は人のエゴ(感染者にならないためではなく、女性の奪い合い)の戦いになっていきます。
アメリカSF・ファンタジー・ホラー映画アカデミーによる土星賞の第30回(2003年度)最優秀ホラー映画賞を受賞し、2007年に続編の『28週後...』が公開されるほどの作品ということですが、結局この映画は何をテーマにしたかったのかよく分かりませんでした。
バイハザードのようにゾンビ(こちらは感染者)と戦うなら戦うで徹底していたほうが面白いです。
70%ぐらいバイオハザードIIをパクった映画じゃないか!と思ったのですが、よくよく調べると28日後...の方が2002年とバイオハザードの1作目と同じ年の公開で、バイオハザードIIの2004年よりも前でした。
主人公が病院で目覚めて外に出ると誰もいない荒涼とした風景であるという設定は完全に同じです。
ということはバイオハザードIIがこの映画をパクったということになります。(やれやれ..)
バイオハザードと異なるのは、ゾンビではなく、人がウィルスに感染して凶暴化・低知能化して感染していない人を襲うという点ですが、ゾンビであることの設定と特に変わりはありません。
最後は人のエゴ(感染者にならないためではなく、女性の奪い合い)の戦いになっていきます。
アメリカSF・ファンタジー・ホラー映画アカデミーによる土星賞の第30回(2003年度)最優秀ホラー映画賞を受賞し、2007年に続編の『28週後...』が公開されるほどの作品ということですが、結局この映画は何をテーマにしたかったのかよく分かりませんでした。
バイハザードのようにゾンビ(こちらは感染者)と戦うなら戦うで徹底していたほうが面白いです。
バイオハザード トリロジーBOX(3枚組) (Blu-ray Disc)
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: Blu-ray
PARTY7 ★ [movie ★]
<2000年:日本>
制作側の人達はきっと随分と楽しんで作ったなろうなぁという感じが伝わってくる映画です。
観ている側にもその雰囲気が(おそらくほぼ同じスタッフで制作されたであろう鮫肌男~のように)いい意味で伝わってくれば面白いのですが、そういう意味ではこの映画は狙いを外してしまったと思います。
どんなによく言って、玄人受けしても一般受けしない出来です。
浅野忠信は覗き趣味の青年を演じており、本人は今までにない役どころを楽しんだことでしょうが、観ている側が浅野忠信に期待しているもの(鮫肌男~のような役)とあまりに差がありすぎてガッカリきてしまいます。
我修院達也にはもっと画面に登場して欲しかったし、逆に原田芳雄と浅野忠信のからみはもっと省略して欲しかった等と思います。
制作側の人達はきっと随分と楽しんで作ったなろうなぁという感じが伝わってくる映画です。
観ている側にもその雰囲気が(おそらくほぼ同じスタッフで制作されたであろう鮫肌男~のように)いい意味で伝わってくれば面白いのですが、そういう意味ではこの映画は狙いを外してしまったと思います。
どんなによく言って、玄人受けしても一般受けしない出来です。
浅野忠信は覗き趣味の青年を演じており、本人は今までにない役どころを楽しんだことでしょうが、観ている側が浅野忠信に期待しているもの(鮫肌男~のような役)とあまりに差がありすぎてガッカリきてしまいます。
我修院達也にはもっと画面に登場して欲しかったし、逆に原田芳雄と浅野忠信のからみはもっと省略して欲しかった等と思います。
48時間 PART2 帰って来たふたり ★ [movie ★]
<1990年:米国>
エディ・マーフィの映画デビュー作であり、ニック・ノルティとによる第1作(1982年)のヒットにあやかった、安易な脚本と演出でサッと撮影してしまいそこそこの興業収入を得てしまおうという狙いで制作されているような作品です。
主演の二人、ニック・ノルティとエディ・マーフィはそれぞれいい味出しているのですが、いかんせん脚本がだめ(結局黒幕は警察内部でというパターン化された設定)だし、アクションシーンも中途半端でつまらない映画になってしまっています。
エディ・マーフィが全く面白くもないし、キレもありません。
この映画はニック・ノルティのために作られたのだろうなぁと思いました。
仲介役の人物が最後登場しない(悪が一網打尽とならない)あたりも脚本の甘さがあります。
エディ・マーフィの映画デビュー作であり、ニック・ノルティとによる第1作(1982年)のヒットにあやかった、安易な脚本と演出でサッと撮影してしまいそこそこの興業収入を得てしまおうという狙いで制作されているような作品です。
主演の二人、ニック・ノルティとエディ・マーフィはそれぞれいい味出しているのですが、いかんせん脚本がだめ(結局黒幕は警察内部でというパターン化された設定)だし、アクションシーンも中途半端でつまらない映画になってしまっています。
エディ・マーフィが全く面白くもないし、キレもありません。
この映画はニック・ノルティのために作られたのだろうなぁと思いました。
仲介役の人物が最後登場しない(悪が一網打尽とならない)あたりも脚本の甘さがあります。
エイリアンVSヴァネッサ・パラディ ★ [movie ★]
<2004年:フランス・ドイツ・イギリス>
色んな意味で酷い映画です。
どんなに酷いかぜひ観てもらいたくなるという変な映画です。
喜劇ではないのですが間違いなく笑っちゃいます。
その酷さ加減ぶりに、逆にもしかしたらはまってしまう人もいると思います。
主演女優がジョニー・デップのパートナーとしての方が名高いヴァネッサ・パラディということで、こんな滅茶苦茶なタイトルとなっています。
ヴァネッサ・パラディは1987年に「夢見るジョー」で歌手デビューし、フランスで11週連続でナンバー1となる大ヒットを記録した歌手が本業の人です。
フランスの田舎町で宇宙大戦争が始まるとでも想像してください。
登場人物は間抜けや変質者みたいなのばかりで、まともに何も進みません。
ラストシーンは何が何だか分かりません。
ぜひ観て解読してください。
色んな意味で酷い映画です。
どんなに酷いかぜひ観てもらいたくなるという変な映画です。
喜劇ではないのですが間違いなく笑っちゃいます。
その酷さ加減ぶりに、逆にもしかしたらはまってしまう人もいると思います。
主演女優がジョニー・デップのパートナーとしての方が名高いヴァネッサ・パラディということで、こんな滅茶苦茶なタイトルとなっています。
ヴァネッサ・パラディは1987年に「夢見るジョー」で歌手デビューし、フランスで11週連続でナンバー1となる大ヒットを記録した歌手が本業の人です。
フランスの田舎町で宇宙大戦争が始まるとでも想像してください。
登場人物は間抜けや変質者みたいなのばかりで、まともに何も進みません。
ラストシーンは何が何だか分かりません。
ぜひ観て解読してください。
チャンプ ★ [movie ★]
<1979年:米国>
名子役と謳われたリッキー・シュローダー出演による泣かせる映画です。
なんと9歳で初出演(ほぼ主演と言える)でこの泣かせる名演技。
子役で何本か映画中心の活動をしたあとはTV業界で活躍を続けていたようです。
24のシーズン6にも(脇役で?)登場しているようです。
ストーリーは、息子のわずかな貯金までギャンプルにつぎ込むダメ親父が、最後に元ボクシングチャンピオンの威厳を取り戻すべく7年ぶりにリングに戻り試合をする、、、というものです。
いかに泣かすかを考えて練られた脚本ですので、はまれば泣けるでしょう。
Trailer ↓
名子役と謳われたリッキー・シュローダー出演による泣かせる映画です。
なんと9歳で初出演(ほぼ主演と言える)でこの泣かせる名演技。
子役で何本か映画中心の活動をしたあとはTV業界で活躍を続けていたようです。
24のシーズン6にも(脇役で?)登場しているようです。
ストーリーは、息子のわずかな貯金までギャンプルにつぎ込むダメ親父が、最後に元ボクシングチャンピオンの威厳を取り戻すべく7年ぶりにリングに戻り試合をする、、、というものです。
いかに泣かすかを考えて練られた脚本ですので、はまれば泣けるでしょう。
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24 -TWENTY FOUR- シーズンVI DVDコレクターズ・ボックス 初回生産限定:「失踪」「フォーン・ブース」DVD付
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
ファム・ファタール ★ [movie ★]
<2002年:米国、フランス>
音楽を坂本龍一が担当していますが、最初ずっと流れ続ける音楽がボレロそのものとも言える繰り返しの旋律で、いきなり坂本龍一なのにパクリ?と思ってしまいます。
出だし、また途中にかなり過激なシーンがありますので、小さなお子さんとは一緒に観ない様にしましょう。
主役の悪女は、X-menで全身真っ青の特殊メイクで大迫力のミスティーク役を演じたレベッカ・ローミン=ステイモスです。
本来この主役はユマ・サーマンがキャスティングされていたようですが、もしユマ・サーマンが妊娠して降板しなかったら相当違う映画(脚本)になったのではないでしょうか。
それほどこの映画はよく言えば大胆、悪く言えば下品です。
終わってみれば、映画の途中から実は夢で、現実でも夢が再現されるが、夢とは違う結末に、、、
と最後急展開しますが、つまらなくまとまっており、ユマ・サーマンもこんな映画に出なくてよかったと思っているのではないでしょうか。
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音楽を坂本龍一が担当していますが、最初ずっと流れ続ける音楽がボレロそのものとも言える繰り返しの旋律で、いきなり坂本龍一なのにパクリ?と思ってしまいます。
出だし、また途中にかなり過激なシーンがありますので、小さなお子さんとは一緒に観ない様にしましょう。
主役の悪女は、X-menで全身真っ青の特殊メイクで大迫力のミスティーク役を演じたレベッカ・ローミン=ステイモスです。
本来この主役はユマ・サーマンがキャスティングされていたようですが、もしユマ・サーマンが妊娠して降板しなかったら相当違う映画(脚本)になったのではないでしょうか。
それほどこの映画はよく言えば大胆、悪く言えば下品です。
終わってみれば、映画の途中から実は夢で、現実でも夢が再現されるが、夢とは違う結末に、、、
と最後急展開しますが、つまらなくまとまっており、ユマ・サーマンもこんな映画に出なくてよかったと思っているのではないでしょうか。
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