元大洋のボイヤーさん死去のニュース

1960年代にニューヨーク・ヤンキースの正三塁手として大活躍した大スターが、首脳陣（当時はアトランタ・ブレーブス）との対立によりメジャーリーグで契約が成立しなくなったのをきっかけに大洋に入団。（現在ならヤンキースのジーターが晩年に横浜に来るような凄い話。）
1970年代前半に（晩年とは言え）こんな大スターが日本の川崎（当時大洋は川崎球場が本拠地）に居たなんて、今となっては信じがたいことです。
こんなに ↓ 格好いい選手。


打撃は衰えていて日本では大した成績は残っていませんが、その守備力は図抜けていて、ボイヤーの近くにきた打球はどんな難しい球でも難なくさばいてしまうので「バキュームカー」なんていう有り難くない呼ばれ方もしていたようです。（絶対的な国民的スーパースター長島をおしのけてのダイヤモンドグラブ賞を受賞という事実で、いかにその守備力が凄かったが分かると思います。）
6月4日に脳内出血のためにアトランタの病院にて死去されました。（享年70歳）
ボイヤーさんのご冥福をお祈りします。

大洋ホエールズ十五年史 (1964年)

• 作者: 大洋球団
• 出版社/メーカー: 大洋球団
• 発売日: 1964
• メディア: －

コメント 2

こんな選手が来日していたことを知りませんでした。
カッコイイ素敵な選手がいたんですね。
昔から大洋は外国人選手の獲得が上手だったのですね。
by サンダース (2007-06-06 20:22) 

先日、横浜球場で広島戦を観戦しましたが、両チームともカタカナ名の先発なしという、近来のチーム事情が反映されていました。
(大魔神よりも）ウッズを絶対に引き止めておくべきでした。
by u4 (2007-06-06 22:38)