記事：アウディがこだわる軽量アルミボディ

ECO JAPANのHP内にモータージャーナリストの清水和夫氏による「アウディがこだわる軽量アルミボディ」という寄稿がされています。

下記は一部の抜粋です。
「アウディは1994年のA8で第一世代のASFアルミボディを実用化したが、その後コンパクトカーの「Audi A2」で第二世代のアルミボディを世に送り出した。
さらに、ランボルギーニ「ガヤルド」やアウディ初のミッドシップスポーツカー「R8」もアルミボディで作られている。軽量化と剛性・強度との最適化、さらに生産性や部品コストの低減など、一昔前には考えられなかったほど、アウディのアルミ技術は先進的であった。
具体的にアルミボディの中身を見てみることにしよう。まず、アウディのアルミボディの全体傾向としてはダイキャストの部品点数が減少している。アウディのエンジニアによれば、一つの部品でも複雑な形状を作ることができるようになったからとのこと。アルミの結合法も多彩で、ミッドシップスポーツカーR8では接着剤やリベット、あるいはレーザー溶接などを巧みに使い分けている。
R8に採用されたASFは第五世代に当たるが、2006年に登場した「Audi TT」のボディ素材はアルミとスチールのハイブリッドというユニークなもの。スポーツカーR8のホワイトボディ（骨格構造）を見たことがあるが、その美しさはまさに芸術といっていいだろう。 その芸術性ゆえに、うっかり傷をつけると「修理に時間とコストがかかる」という代償を支払うことになるから、大切に乗ることが重要だ。 」
勉強になりました。
詳しくはこちらを。

アルミvs鉄ボディ―自動車用材料の秘密 (CAR TECH SERIES)

• 作者: 高 行男
• 出版社/メーカー: 山海堂
• 発売日: 2002/09
• メディア: 単行本

AUDI―ドライビングの遺伝子を受け継ぐ先進技術の哲学 (ワールド・カー・ガイド・DX)

• 作者:
• 出版社/メーカー: ネコパブリッシング
• 発売日: 2006/07
• メディア: 単行本